一枚の紙にも表裏
読み方
いちまい の かみ にも おもてうら
意味
一枚の紙に表と裏があるように、どんな物事・人・出来事にも、表面から見える面と見えにくい面、長所と短所など、相反する二つの面があるということ。一方だけを見て判断してはいけない、という教えとして用いる。
由来
一枚の紙には必ず表と裏があるという身近な事実を、物事や人間の二面性にたとえた日本のことわざである。特定の作者・出典や成立した時代は明確ではないが、古くから日常的な観察をもとに言い伝えられてきた表現とされる。
分類・由来
備考
「一枚の紙にも表裏がある」ともいう。「表裏」は表面と裏面、または人や物事の表向きと内実を指す。人の二面性を責めるだけでなく、物事を多角的に見る必要性を述べる際にも使う。
例文
- 新制度には便利な点も問題点もある。一枚の紙にも表裏というように、導入前に両面を検討すべきだ。
- 彼女の厳しい指摘も、見方を変えればチームをよくしたいという思いの表れかもしれない。一枚の紙にも表裏である。
- SNSで見える華やかな生活だけをうらやましがるのは早い。一枚の紙にも表裏という言葉を忘れないようにしたい。
類義語
- 物事には表裏がある
- 物には裏表がある
- 一長一短
- 光と影
対義語
- 裏表がない
- 表裏がない
- 一面的である