タオルを投げる
読み方:たおる を なげる
意味
ボクシングで、セコンドが試合の続行は無理だと判断し、棄権の意思を示すためにリングへタオルを投げ入れること。転じて、勝ち目がない、または継続が困難だとして、競争・交渉・仕事などを諦めたり、敗北を認めたりすることをいう。
由来
英語のボクシング表現「throw in the towel(タオルを投げ入れる)」に由来する。19世紀後半から20世紀初頭ごろの英米の拳闘で、選手のセコンドがタオル(以前はスポンジなど)をリング内へ投げ、試合放棄・降参を知らせた慣行から生まれた。日本語として定着した正確な時期は不明だが、近代ボクシングの普及後に比喩表現としても使われるようになった。
備考
本来はボクシングの棄権の合図で、現在は仕事・交渉・勝負などを「諦める」の意味で広く使う。やや口語的で、「簡単にはタオルを投げない」のように否定形でもよく用いる。
別表記
- タオルを投げ入れる
補足
- 本来は選手本人ではなく、試合続行不能と判断したセコンドがリング内へタオルを投げ入れ、棄権を示す行為である。
例文
- 資金調達の見込みが立たず、会社はその新規事業にタオルを投げた。
- 何度失敗しても、ここでタオルを投げるわけにはいかない。
- 相手チームに大差をつけられたが、監督は最後までタオルを投げなかった。
分類
類義語
- 白旗を揚げる
- 匙を投げる
- 音を上げる
- 降参する
- ギブアップする
対義語
- 最後まで戦い抜く
- 粘り抜く
- 諦めない
- 再起を図る