なるようになる
読み方
なる よう に なる意味
物事は、あれこれ心配しても結局は落ち着くべき形に落ち着く、という意味。努力や準備を否定するよりも、結果を完全には支配できない状況で、過度に不安がらず成り行きを受け入れようとする時に使う。由来
「なる」は「成る」、つまり物事がある状態に至ること。「なるように」は「そうなる道筋・状態のとおりに」という意味で、自然の成り行きに任せれば物事は相応の結果に落ち着くという発想から生まれた表現。特定の故事や作者はなく、成立時期も不詳だが、近世以降の口語的な処世訓として広まったと考えられる。備考
励ましや開き直りの言葉としてよく使う。無責任に聞こえる場合もあるため、努力すべき場面では「やるだけやって」と添えると自然。例文
- 試験前にできるだけ勉強したのだから、あとはなるようになると思って寝よう。
- 新しい職場でうまくやれるか不安だけれど、最初から完璧を求めず、なるようになるさ。
- 台風で旅行の予定が変わるかもしれないが、自然相手だからなるようになると考えるしかない。
- 面接の結果を待っている間、彼女は「もう終わったことだし、なるようになる」と自分に言い聞かせた。
- 計画どおりに進まない時ほど、慌てずに状況を見て、なるようになるという気持ちも大切だ。
類義語
- 案ずるより産むが易し
- ケ・セラ・セラ
- 時が解決する
- 成り行きに任せる
- 運を天に任せる
対義語
- 人事を尽くして天命を待つ
- 石にかじりついても
- 意志あるところに道は開ける