ないものねだり
読み方
ない もの ねだり意味
実際には手に入らないもの、自分にないもの、存在しないものを欲しがって不満を言うこと。努力で得られる目標を望む場合より、叶いにくいことをむやみに求める態度をやや批判的に表す。由来
「無い物をねだる(存在しない物・手元にない物をしつこく欲しがる)」という言い方が名詞化した表現。具体的な初出年は不詳で、成立時期も明確ではないが、近世以降の口語的表現として広まったと考えられる。備考
日常会話でよく使われる。相手の望みを軽くたしなめる表現なので、強く言うと批判的に響くことがある。「無い物ねだり」とも書く。例文
- 都会の便利さも田舎の静けさも同時に欲しいなんて、少しないものねだりだよ。
- 彼は自分にない才能ばかりうらやんで、ないものねだりをしている。
- 完璧な職場を求めすぎると、結局ないものねだりになってしまう。
- 若い頃は大人の自由に憧れ、大人になると学生時代に戻りたがるのは、ないものねだりかもしれない。
- 今の環境の良さに気づかず、ないものねだりばかりしていては前に進めない。
類義語
- 無い物をねだる
- 高望み
- 隣の芝生は青い
- 隴を得て蜀を望む
対義語
- 足るを知る
- 足るを知る者は富む
- 分相応を知る
- 身の丈を知る