うんこも団子も
読み方:うんこも だんごも
意味
一見すると同じような形や様子に見える物でも、中身や価値はまったく異なることがあるというたとえ。うんこと団子は丸く似た外見をしていても本質は大違いであることから、外見や表面的な共通点だけで人や物事を判断してはいけない、という戒めを表す。
由来
尾張地方(現在の愛知県を中心とする地域)で伝わる尾張いろはかるたの「う」の札として知られる言い回しである。成立を特定できる古い文献や正確な年は不明だが、地域のいろはかるたが定着した江戸後期から明治期ごろに広まったと考えられる。丸い外形が似ていても中身は異なる、というユーモラスなたとえに由来する。
備考
尾張地方の郷土色が強い、ユーモラスな表現である。日常の改まった場では「人は見かけによらぬもの」などに言い換えることが多い。
別表記
- うんこもだんごも
誤用・混同注意
- 「糞も味噌も一緒」と同じく、良い物と悪い物を無差別に扱う意味だと解するのは不正確。「うんこも団子も」は、外見は似ていても中身は異なることをいうたとえである。
- 単なる下品な冗談として扱われることがあるが、尾張いろはかるたに伝わる、見かけだけで判断しないための教訓を含む表現である。
例文
- 祖父は、服装だけで人を判断しようとする私に、「うんこも団子も、見かけだけで決めるな」と言った。
- 似たような箱に入っていても品質まで同じとは限らない。「うんこも団子も」というたとえのように、内容を確かめよう。
- 二つの企画は題名こそ似ているが、目的も効果も違う。うんこも団子もと一括りにせず、よく比較する必要がある。
分類
類義語
- 人は見かけによらぬもの
- 外見より中身