いざ鎌倉
読み方
いざ かまくら意味
非常事態や重大な用事が起こったとき、すぐに行動を起こして駆けつけること。また、普段は備えていて、いざという時に役立とうとする心構えをいう。由来
鎌倉時代(12世紀末〜14世紀前半)、幕府に一大事があれば御家人が鎌倉へ急いで参集したことに由来する。特に、貧しくても「いざ鎌倉」の時には馳せ参じる武士の覚悟を描いた室町時代成立とされる謡曲『鉢木』によって広く知られた。正確な成立年は不明。備考
武士の忠義や即応を連想させる古風な表現。現代では災害・仕事・家族の緊急時などに比喩的に使う。例文
- 普段は静かな父だが、家族に何かあれば「いざ鎌倉」とばかりにすぐ駆けつけてくれる。
- 災害時に備えて、水や食料を用意しておくのは、いざ鎌倉という時のためだ。
- 彼は友人が困っていると聞くと、いざ鎌倉とばかりに夜行バスで向かった。
- 会社のシステム障害に備え、いざ鎌倉の対応手順を全員で確認した。
- 日頃の訓練があってこそ、いざ鎌倉という場面で冷静に動ける。
類義語
- いざという時
- 一朝有事
- 有事の際
- 非常時
- 鎌倉へ馳せ参じる