あかふゆうじ隣の御器洗い
読み方:あかふゆうじ となりの ごきあらい
意味
自分に直接関係のない隣家のことにまで手を出すような、分を越えた世話や見当違いの行いをいう。自分のすべきことを後回しにして他人のことへ介入すること、またそのような余計な世話を戒める趣旨で用いる古い言い回しである。
由来
尾張地方に伝わるいろはかるた・地域ことわざの句として知られる。江戸時代に尾張地方で流布したとみられるが、成立した正確な年、作者、「あかふゆうじ」という語の詳しい語源は明らかではない。一般に、隣家の御器(食器)まで洗うというイメージから、他人の領分へ出過ぎて関わることをたとえたものと解される。
備考
尾張地方に伝わる非常に古い地域的表現で、現代の日常会話で使われることはまれである。用いる際は意味の説明を添えるとよい。
例文
- 自分の部署の仕事も終わっていないのに他部署の方針へ口を出すのは、あかふゆうじ隣の御器洗いになりかねない。
- 近所の家庭内の問題まで詮索するのは、あかふゆうじ隣の御器洗いというものだ。
- 善意でも、頼まれていない手助けはあかふゆうじ隣の御器洗いにならないよう、相手の意向を確かめよう。
分類
類義語
- 余計なお世話
- お節介
- 大きなお世話