丙
意味
1.十干(じっかん)の第三位。甲、乙の次にくる順序を示す文字として用いられる。干支(えと)の組み合わせにも使用される。
2.古代中国の五行説では「火」に相当し、方位では南方を意味する。盛んである、明るい、といった意味合いを含む。
3.順序や等級を表す際に「丙種」「丙級」のように、三番目のものを示す記号として広く使われる。
読み方
音読み
ヘイ
訓読み
ひのえ
字形情報
画数
5画
部首
一
字源
もともとは、魚の尾びれや、肉を盛る台の形を象った象形文字であると解釈される。また、明るく盛んな火の様子を表すともいわれた。早くから十干の三番目を示す符号として仮借(かしゃく)され、その本来の意味は失われた。
Unicode情報
コードポイント
U+4E19
Unicode名
CJK UNIFIED IDEOGRAPH-4E19